wakwak89’s diary

少年野球の代表をしています。47歳になります。練習や試合など日々の事を綴っていきます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。

走塁練習

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ベースの踏み忘れ。

少年野球でたまにあるんですが、長打や相手野手がエラーした時、打った選手が打球の行方を見ながら一塁を回る時。

ベースを踏まずに二塁へ行ってしまう。

上手くベースを踏めず、それに気付き一瞬躊躇しながらも、そのまま行ってしまう事もあります。

本来は守備側のアピールプレーでアウトなんですが、守備側もベースの触塁を確認していなくてセーフのまま試合続行なんてのもよくあります。

更には、審判が触塁を確認しておらず、アピールがあっても『えっ?』って動揺して、見てなかったのに、恐る恐る『セッ、セーフ』なんて事も。

ベースの踏み忘れが起こる原因として、打球の行方を気にし過ぎてベースを見失うとか、進塁に焦り過ぎたとかあるでしょう。

もう1つありがちなのが、一塁手が打球の行方をベース付近で見ている。

打者走者が二塁へ進むため、減速しないようにベースの内側を踏んでいきたいのに、一塁手が邪魔で本来の走塁ルートから逸れ、ベースを踏みにくい走塁になってしまい、ベースを踏めなかったけど進塁する事に焦ってしまい、そのまま二塁へ行ってしまう。

この場合、走者が野手に接触し走塁に支障があれば走塁妨害が適用されます。

かまわず『吹っ飛ばしてけ』なんて思ってしまうとこですが、お互いに怪我につながるような事は避けたいです。

怪我も避けたいですが、小学生の少年野球という事でラフプレーはさせたくありません。

審判の裁量に委ね、ルールに則った判断なり、野手や相手チームに指導してもらうのが妥当でしょう。

勿論、審判が見逃して走塁妨害を宣告しなかった場合は監督の抗議が必要かと思います。

少年野球で走塁技術はかなりの武器です。 技術というより知識と判断力ですかね。 うちのチームでも走塁は徹底的に教え込みます。 その上で、選手を二組に分けて実戦形式のノックを行い、守備と走塁を交代で行います。 この際、監督やコーチは攻守交代時に指摘やアドバイスをし、プレー中はノーサインに加え一切指示をしません。選手だけにさせるようにしています。 実戦ノック終了後は、休憩しながら選手同士でミーティング。 『守備が◯◯だったから走りやすかった』 『走者が◯◯したから守りにくかった』 とか、良かった所や悪かった所を、皆んなが参考にしたり指摘しあいます。 因みにうちのチームは18人もいないので、コーチや手伝いに来てくれたお父さんが守備に混ざります。 コーチは、実際の試合で選手がアウトになると決めつけたり、見逃して進塁しない事を無くす為に、タイミングを見計らってワザと落球したり、ベースを留守にしたりして進塁出来る隙をつくります。 選手が常に次の塁を狙う意識を植え付けるのが目的です。 この練習をするようになってから、選手の走塁意識が格段に上がりました。 とにかく積極性が良くなりました。 内野のファールフライは必ずタッチアップの機会を伺います。 更に、先の塁が留守になってるなど相手の守備に隙が生じた時に、誰も声に出して走者に教える事がなくなりました。 これは4年生からこの練習をしてる選手は皆、常に次の塁を確認しながら進塁のチャンスを伺っています。 誰かが『次の塁空いてる!』と声を出せば、野手にも気付かれてしまいます。 だから誰も進塁の指示をしません。 ベースの触塁もコーチャーが必ず見ています。 打撃や守備は、意識だけで誰でも同じレベルになるのは難しいです。 しかし、足の速さこそ個人差はありますが、 走塁技術は知識を得て意識を高く持つ事で皆同じ事ができます。 走塁に好不調の波はありませんので、選手が進塁の意識を高く持つ事はかなりの武器ですよね。